飼育ノウハウ

猫トイレの置き場所に正解は?~2年半で3台試して分かったこと~

投稿日: 2026年9月9日 最終更新日: 2026年9月10日
猫トイレの置き場所に正解は?~2年半で3台試して分かったこと~

猫トイレの置き場所に、どの家にも当てはまる「ここが正解!」という場所はないのだと思います。
ただ、我が家で何度もトイレを変え、置き場所にも悩んできた中で、今は3つのことを大切にしています。

猫が落ち着いて使えること。
猫がいつでも行けること。
そして、飼い主が無理なくお手入れを続けられること。

…と、いかにも分かったように書いていますが、ここにたどり着くまではかなり迷走しました(笑)。

はじめまして。このコラムを担当します、来栖です。
我が家では、ラグドールの2歳の男の子・ロワと暮らしています。
今回は、そんな我が家の「猫トイレ迷走記」から始めたいと思います。

最初はシステムトイレ でも、においが気になり始めました


ロワを迎えて、最初に使っていたのは定番のシステムトイレでした。
3ヶ月くらいは特に不満もなく使っていたのですが、暮らしていくうちに少しずつ気になり始めたのが「におい」です。
特に気になったのが、リビングの扉を開けた瞬間。部屋に入ったときにトイレのにおいを感じるようになり、「これはちょっとどうにかしたいな」と思うようになりました。
また、外出中だとすぐにトイレの世話ができないことも気になり始めました。
そこで、システムトイレからは比較的早い段階で、自動トイレへ切り替えることにしました。
ここから我が家のトイレ探しが始まります。

「見えない方がおしゃれ!」と思ったら、ロワには不評でした


正直に言うと、私はトイレをできるだけ目立たせたくない派です。
毎日目に入るものなので、できればお部屋になじませたい。
そんな思いから、目隠しのあるタイプのトイレを試したこともありました。

飼い主としては、
「これなら見た目もすっきりしていいかも!」
と思っていたのですが、肝心のロワの反応はというと…完敗でした。
トイレには近づくものの、中には入りません。
目隠しの布をちょいちょいと触ってみたり、においを嗅いでみたり。
そして、そのまましれーっと去っていきます。
「いや、そこは入るところなんだけど…」と思いながら見守っていましたが、結局使ってくれませんでした。
飼い主が「これは絶対いい!」と思ったものと、猫にとっての正解は別なんですよね。「隠したい」という人間側の欲よりも、まずロワが抵抗なく使えることの方が大事だなと実感しました。

そして自動トイレは、2年半で3台目


システムトイレから自動トイレへ切り替えてから、気づけば約2年半で3台試しています。
こうして文字にすると、なかなか試していますね(笑)。
1台目は「Pandaloli」というブランドの自動トイレ、Amazonで34,634円で購入しました。砂が自動で回収されるので、画期的でした。私の使い方が良くなかったのか、猫砂がうまく回収されず、部品とのかみ合いが悪くなってしまい、使用を断念しました。
2台目は「meomeo」というメーカーの自動トイレ。こちらもAmazonで26,533円で購入し、布製の目隠しを入り口部分に後付けで設置しました。
先に書いたとおり、目隠しを警戒し、ロワ完全スルー。目隠しを取った後は使ってくれるようになりましたが、ロワの成長が思ったより早く、少し使いづらそうにしていたため、泣く泣く使用を断念。
そして現在使っているのは、「PetSnowy SNOW+」です。こちらもAmazonで54,380円で購入。たしかセール期間中でお得にゲットしました。
これも目隠し用の布がついているのですが、前回の反省を生かし、最初から取っておきました。こちらは使い勝手にかなり満足していて、飼い主、ロワともに愛用中です。これまで気になっていたにおいや日々のお手入れについても、ようやく落ち着きました。

「これで猫トイレ問題も解決!」と思ったのですが、そう簡単には終わりませんでした。

次に出てきたのが、置き場所問題です。
PetSnowy SNOW+は本体が大きく、それなりに存在感があります。
「ここに置きたい」と思っても、そもそも物理的に置けない。
猫トイレ本体が決まったら、今度はどこに置くかで悩むことになりました。

洗面所は候補にしたけれど、我が家では断念

最初に考えた場所のひとつが、洗面所です。
水回りなのでお手入れもしやすそうですし、リビングからトイレを離せるのも魅力でした。
ただ、我が家の場合はまずスペースの問題がありました。
さらに、洗面所は常に扉を開けている場所ではありません。
「うっかり扉を閉めて、ロワがトイレに行けなくなったら困るな」と考え、最終的には置くのをやめました。

条件だけを見ると良さそうな場所でも、実際の生活を想像してみると難しいことがあります。
猫が使いたいときにいつでも行けるかどうか。
これは、置き場所を考えるうえで意外と大事なポイントだと感じました。

廊下や収納まわりも、置ければ候補になりそう


間取りによっては、廊下の端や収納まわりも猫トイレの候補になると思います。
生活スペースから少し離せるので、見た目やにおいが気になる方には魅力的ですよね。
ただ、廊下は人が行き来する場所でもあります。
玄関のすぐ近くや、ドアを開け閉めする場所などは、猫によっては落ち着かないかもしれません。
また、収納の中などに隠す場合も、
「猫が入りやすい?」
「においはこもらない?」
「毎日の掃除を続けられそう?」
と、実際に使っているところまで想像しておいた方がよさそうです。
目隠しトイレで一度失敗している私としては、どうしても「見えなくなる=正解ではない」と思ってしまいます(笑)。

結局、我が家はリビングの壁際に


いろいろ考えた結果、現在PetSnowy SNOW+を置いているのはリビングの壁際です。ケージの近くに置いています。
ロワが普段から過ごしている場所なので行きやすく、私も毎日お手入れしやすい。
その点では、今の場所が一番現実的でした。
リビングに猫トイレを置くと、どうしても存在感はあります。ましてやPetSnowy SNOW+はなかなかのサイズです。

「もう少し目立たない場所に置けたらな」と今でも思っていますが、見た目を優先してロワが使いづらくなったり、私が掃除しづらくなったりしては本末転倒。
今のところは、ここで折り合いをつけています。
とはいえ、置き場所問題が解決したわけではありません(笑)

そして、リビングに置くと必ず向き合うことになるのが、例のにおいです。我が家がそうだったように、においは置き場所だけで解決しようとせず、猫砂やトイレ本体そのものを見直したほうが早いこともあります。

私が猫トイレの場所を考えるときに大切にしている3つのこと


ここまでいろいろ試してきて、結局我が家ではこの3つに戻ってきました。

1.猫が落ち着いて使えること
人が頻繁に通ったり、大きな音がしたりする場所では、猫によっては落ち着かないことがあります。
「ここなら人間にとって邪魔にならない」だけではなく、実際に猫が抵抗なく使っているかを見ることが大切だと思います。

2.猫がいつでも行けること
洗面所を断念した理由もこれでした。
普段は開いている扉でも、家族の誰かが閉めてしまえばトイレに行けなくなります。
猫が使いたいときに、自分で自由に行ける場所かどうかも確認しておきたいところです。

3.飼い主が無理なく掃除できること
これは実際に何種類も使って、本当に大事だと感じました。
猫トイレは毎日使うもの。
どれだけ理想的な場所でも、掃除や砂の処理が大変すぎると続きません。
猫が快適に使えることと、人が無理なく清潔に保てること。
その両方が重なる場所を探していくのが、我が家には合っていました。

できれば避けたい場所は?


我が家での経験も踏まえて、置き場所を考えるときには次のような場所も少し気にしています。

1.フードや水飲み場のすぐ近く
2.玄関のすぐそばや、廊下の真ん中
3.洗濯機・テレビ・スピーカーなど、大きな音が出るもののすぐ近く

もちろん、間取りや猫の性格によって条件は変わります。
「ここはダメ」と決めるよりも、実際に置いてみて、猫が自然に使えているかを見る方が分かりやすいと思います。

正解は「その子とその部屋」にしかない


猫トイレの置き場所に、すべてのお家に共通する絶対の正解はないと思います。
我が家も、システムトイレを使ってみたり、目隠しタイプを試してロワに完全スルーされたり、2年半で自動トイレを3台試したり、ようやくお気に入りのトイレに出会ったと思ったら、今度は大きすぎて置き場所に悩んだり。
本当に試行錯誤の連続です。
だからこそ、最初から完璧な場所を当てようとしなくてもいいのだと思います。

ねこが落ち着いて使えるか。
いつでも行けるか。
私が無理なくお手入れできるか。

我が家はこの3つを見ながら、今の場所に落ち着きました。

そして、猫トイレ問題がひと段落したと思った我が家には、すでに次の悩みがあります。
ケージです。
子猫の頃から置いているケージを、そろそろ撤去したいと思いつつ、ロワがたまに中のハンモックでくつろいでいるのを見ると、
「これ、本当に片付けていいのかな…」と、また迷っています。
猫との暮らしって、ひとつ解決するとまた次の「どうしよう?」が出てきますね。
いつか、そんな我が家のケージ撤去問題についても決着がついたら書いてみたいと思います。

この記事の執筆者
来栖彩也香 来栖彩也香
来栖彩也香

ラグドールの男の子・ロワ(2歳)と暮らしています。
ラグドールが大好きで、いつか一緒に暮らしたいと思っていたところ、インターネットで見たロワの写真に一目ぼれ。1週間後にはお迎えに行きました。
ロワとの暮らしをもっと知りたいと思い、「ねこ検定上級」も取得しました。
しかし、実際に猫と暮らしていると、勉強した知識だけでは答えが出ないことばかり。
そんなロワに振り回される楽しい毎日と、我が家で実際に試して分かったことを、できるだけリアルにお伝えしていきます。
同じような飼い主さんとねこちゃんの暮らしのヒントになればうれしいです!

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